【私見】「SNSは素人が使うな?」──チョコプラ松尾さんの発言に感じた違和感

先日、チョコレートプラネットの松尾さんがYouTube番組内で語った「一般人はSNSを使うな」「素人が何を発信してんだ」という発言が、SNS上で炎上しました。
X(旧Twitter)では「何様?」「表現の自由の否定?」といった批判が相次ぎ、トレンド入りするほどの話題に。

正直、私はこの発言に対して怒りを感じたわけではありませんし、松尾さんご自身は芸風も含めて私は個人的には好きです!!
ただ、ふとした“違和感”が残ったのでちょっと言及してみます。


SNSは誰のものか──発信の自由と責任

SNSは、芸能人やアスリートだけのものではありません。
むしろ、一般人が日常を記録し、思考を発信し、誰かとつながるための“場”として育ってきたものです。
それを「素人は使うな」と言い切るのは、少し乱暴すぎる気がします。

もちろん、松尾さんの発言には背景があります。
アインシュタイン稲田さんのSNS乗っ取り事件や、誹謗中傷の問題に対する怒りから出た言葉だったのかもしれません。
そう考えると、感情的になったのも理解できます。

でも、だからこそ冷静に考えたい。
SNSの問題は「誰が使うか」ではなく、「どう使うか」です。 芸能人でも一般人でも、発信の責任やリテラシーは必要ですし、逆に“素人”だからこそ発信する価値があることもある。

“素人”の声が意味を持つ時代

私は勝手気ままにブログを書いていますが、専門的なことも書くし、時には個人的な意見も交えます。
それが誰かの役に立ったり、共感されたりする瞬間があります。
それは“素人”だからこそ生まれる視点だと思っています。

SNSは、プロと素人の境界を曖昧にするツールです。
だからこそ、発信の自由と責任が同時に問われます。
「使うな」と切り捨てるのではなく、「どう使うか」を考えることが、今の時代に必要な態度ではないでしょうか。

違和感は、思考の入口になる

松尾さんの発言に感じた違和感は、怒りではなく「考えるきっかけ」でした。
SNSの使い方、発信の責任、そして“素人”という言葉の意味。
それらを改めて見つめ直すことで、私たちはもっと健全に、もっと自由に、発信できるようになるのかもしれません。

SNSは誰にでも開かれた場です。
だからこそ、誰もが「どう使うか」を考える責任がある。 そのことを忘れずにいたいと思います。

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