🐱9月29日は「招き猫の日」!
みなさん、9月29日が「招き猫の日」だってご存じでしたか?
この日は「来(9)る福(29)」という語呂合わせから制定された、ちょっとユニークな記念日。
日本の縁起物として親しまれている招き猫ですが、その姿には実はたくさんの意味や歴史が込められています。
今回は、そんな招き猫の魅力を裏話も交えてたっぷりご紹介します!

🐾 手の挙げ方に隠された意味
まず注目したいのが、招き猫の「手」。
- 右手を挙げている猫は「金運」を招くとされ、商売繁盛を願うお店などでよく見かけます。
- 左手を挙げている猫は「人(客)を招く」とされ、集客や人間関係の運気アップに。
- 両手を挙げている猫は「欲張りすぎてお手上げ」とも言われるユニークな説もありますが、最近では「金運も人も両方招きたい!」という願いを込めて飾る人も増えています。
さらに、手の高さにも意味があり、「高く挙げているほど遠くの福を呼び寄せる」とも言われています。
🎨 色のバリエーションと願いの違い
招き猫といえば白猫のイメージが強いですが、実は色によってご利益が異なるんです。
- 白:幸福・開運の象徴
- 黒:魔除け・厄除け。病気や災いから守ってくれるとされます。
- 赤:病除け・健康祈願。昔から赤は「病を防ぐ色」として使われてきました。
- 金:金運アップ。財布の近くに置くと効果があるという説も。
- ピンク:恋愛運アップ。縁結びや良縁を願う人に人気。
最近では、カラフルな招き猫がインテリアとしても注目されており、海外でも「Lucky Cat」として親しまれています。

🏮 置き場所と向きにもこだわりを
招き猫を飾る場所にもちょっとしたコツがあります。
- 玄関や店舗の入り口:外から福を呼び込むための定番スポット。
- 目線より高い位置:神棚のように「見上げる位置」に置くことで、よりご利益があるとされます。
- 向き:外向きに置くと「福を呼び込む」、内向きに置くと「家族や従業員の運気を守る」といった説も。
招き猫はただの置物ではなく、「願いを込めて飾る」ことでその力を発揮すると言われています。
📜 招き猫のルーツと伝説
招き猫の起源には諸説ありますが、特に有名なのが「豪徳寺説」。
江戸時代、井伊直孝が鷹狩りの帰りに寺の前で猫に手招きされて中に入ったところ、雷雨を避けることができたという逸話があります。
これに感謝した井伊家が寺を支援し、猫を祀るようになったのが始まりとされています。
他にも、浅草の今戸神社や名古屋の常滑焼など、地域ごとに独自の招き猫文化が根付いています。
🐱 現代の招き猫事情
最近では、招き猫をモチーフにしたグッズやアート作品も増えており、SNS映えする「カラフル招き猫」や「デジタル招き猫」まで登場しています。
また、愛知県瀬戸市では毎年「招き猫まつり」が開催され、全国から猫好きや縁起物ファンが集まるほどの人気ぶり。
職人による手作りの招き猫が並び、まさに“福の祭典”です。

🎉 まとめ:今日は福を呼ぶ猫に感謝する日!
9月29日は「来る福」の日。
招き猫に込められた意味や歴史を知ることで、ただの置物ではなく「願いを形にした存在」として、より深く楽しむことができます。
ぜひ今日は、身近な招き猫に「ありがとう」と声をかけてみてください。
そして、あなたの願いにぴったりの招き猫を探してみるのも楽しいかもしれません。
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